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屋形船の天井はなぜ低い!?
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どうしてだと思いますか?
そんなもの『もう少し高く作れば良いじゃないか!』と思うでしょう。
だけどね、そうは出来ない深い訳があるのですよ。
問題は潮の高低と橋の高さにあるわけです。
神田川では満潮時と干潮時の水面の高低差が2〜3mあります。そして神田川の橋はそもそも低い!!
その為に潮が高くなるとくぐれなくなってしまう事があるんです。
特に秋の大潮の時は年間で一番、潮の高低差が大きい時なので船頭さんはピリピリしています。
こういう日に更にブラスして、潮が上げている時に
強い南風が吹いたりなんかすると、まぁ、大変!!w(゜O゜)w
風が潮を余計に運んでくるので、すごい勢いで潮が上がってきてとても橋などくぐれない状態になります。
橋がくぐれない時はどうすると思いますか?
しょうがないので、とりあえず桟橋に着けたままで宴会を始めてもらって、潮が引くのを待って出船という事になります。
でも、なるべく、そういう事にならないようにいろいろと努力はしていますよ。
例えばお客様の出船時間だとどうしても橋をくぐれないと判断した時には、とりあえず船だけ橋をくぐらせて隅田川の方へ出しておきます。
そして、お客様を別のボートで船へと送るのです。
でも、この手は船から船へとお客様を渡す事に多少危険を伴いますので、あまり人数が多い時やお年寄りがいらっしゃる時は使えない手なんですけどね。
でも、まあ、そういう訳なので、あまり船を高く造ってしまうと大変なのです。
それでもいろいろと工夫して昔の船よりは、天井が高くなってきてはいるのですよ。
隅田川や他の大きな川だけを下って海にでる船宿なら良いのですけど、あみ新の場合は桟橋が神田川にあるのでどうしても避けては通れない問題なのです。
ちなみに余談ですが、神田川は川幅が狭いという問題もあるので、あんまり大きな船を動かす事ができません。
よそに行けば確かにもっと大きくて天井の高い船はありますよ。
でも、私が思うに、船が大きくなればなるほど、屋形船ではなくただの座敷に近づいてしまうような気がするのです。
小さな船ほど「外の夜景」や「波の音と」なかよしになれるし、大きな船ではワザワザ窓辺に行かないと味わえない良さを、小さな船では席に座ったまま、お酒を飲みながら味わえるのです。
景色も席と窓が近いので、実は、小さな船の方が百倍綺麗に見えるのですよ。
ここだけの話、ホントのホントです。
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